I look forward to seeing you/Children like doing errands with their mothers 「〜すること」を

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d0086231_1895647.jpg これはサイモンの日本語につきあっていた時ひらめいたことです。たいしたことではないかもしれませんが、日本語を習っている英語圏の人には効いた理屈だったので、ちょっとお知らせします。

 ' look forward to ' の次ぎに来る動詞は不定詞形になるべく、例えば ' see ' ではダメで、動名詞形の ' seeing ' ではなければならないということは、多分ほとんどの方にはおわかりのことと思います。すくなくとも筆記テスト形に ' I look forward to ( ? ) ' などという「書いた物」が目の前にあれば、「何となく see では易しすぎて違うような気がする」とか色々な理由から seeing を呼び出し易いと思いますが、これが口頭でとなるとまた事情がかなり異なってくるのではないでしょうか。

  そのときにはどうぞ「お会いするの/お会いすることを楽しみにしております」という手紙などでおなじみの日本語を思い出してみて下さい。この成句の ' to ' は実は「前置詞」で次ぎに来るのは「名詞」を要求しているのです。

 ' to see ' という不定詞だって「名詞」用法があるじゃないか、と言われるかもしれません。でもこの場合はダメなのです。

 もうひとつ ' like doing ' という言い方「〜することが/するのが好き」があります。これを使う日本の方は稀ですね。私も中学で like to do と習ったような気がします。アメリカ風の言い方なのでしょうか?

 そう思ってサイモンに聞いてみたら、イギリスにも like to do という言い方はあるということでした。ただし例えば ' I like seeing children enjoying themselves ' と ' I like to see children enjoying themselves ' は全く同じ意味合いかというとそうでもなくて、(ここまで厳密に考えなくてもいいのではないのかなとも思いますが)ちょっとした違いがあることはあるそうです。

I like seeing children enjoying themselves. 子供達が楽しく遊んでいるのを実際に「見る、眺めることが好き」
I like to see children enjoying themselves  子供達が楽しく遊んでいるのは「良い事だ、そうあって欲しい」

 ただこういうことが native の間で判然としているかと言うと、それはどうかな、と言っていました。人間の使う言葉というものは方程式のようにはいかないのでしょうね。 
by michikosimon | 2009-10-06 20:36 | イギリスにて | Comments(0)
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