cream tea

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 English afternoon tea ほど大げさでなく手軽に楽しめるのが、この cream tea です。食事ではなく、量が多めなのはともかく、日本の感覚そのままの「お茶とお菓子」です。English afternoon tea には貴族的雰囲気が付きまとっていますが、こちらはもっと庶民的で、家庭で簡単に作れ、どこでも、特に観光地によく「 cream tea あります」看板が見られます。

  cream tea というのは、誤解されやすい名前かもしれませんが、写真のようなスコーンと clotted cream とジャムとお茶 のセットです。スコーンは日本でもよく知られてきました。日本でもイギリスでもロールパンのように袋詰めで売っているのを見ることがありますが、これは冷ましてしまったらダメで、作り立てを食べたいものです。砂糖を全く入れないか、入れてもほんのわずかなので、冷めるとボロボロになってしまうのです。作り方は後日紹介します。

d0086231_22234887.jpg 横に半分に切ったスコーンにまずのせるのは cream です。clottedcream という濃いクリームがあれば最高なのですが、これはちょっと心臓病が心配になるほど濃厚なものです。写真にあるようにカップ入りでスーパーなどで手に入ります。cream tea を出してくれたイギリス南部の小さな村の tearoom のおばさんが言っていましたが、クリーム入れのクリームに立てたスプーンが倒れないのが本当の clottedcream だそうです。ほとんどバターですね。

  clottedcream でなくても泡立てた double cream でも結構です。イギリスで売っている cream には3−4種類ほどあり、濃い順に clottedcream, double cream, single cream そして濃さとは関係のない sour cream があります。缶入りの double cream でスプレーのように空気を吹き込んで自動的に whipped にするものもありますが、日本でよくある植物性脂肪の cream もどきは見たことがありません。single cream はコーヒーなどにいれる薄いもので、ケーキのかけ cream にも使われます。

 cream の上にジャムが来ます。ジャムは strawberry でもよいのですが、 raspberry の方が好まれるようです。

 写真ではジャムの上にクリームがのっているように見えます。ジャムとクリームの順番はお好みに。

 そして、お茶です。イギリスではコーヒーはあまりお勧めできませんが(紅茶の感覚でいれるのか weak に過ぎるのです)、お茶は多分イギリスのどこへ行っても沸騰したてのお湯でキチンといれてくれます。日本ではコーヒーが当たり前にように供されますね。それでよいかどうか訊きもしません。コーヒーを飲まないサイモンはその都度「ごめんなさい」と取り替えてもらうのですが、その度に私はなにか割り切れない気持ちになります。そのコーヒーは捨てられるんですよね。

 お茶にいれるミルクは必ず冷たいものにします。さもないとお茶が濁るというか、ミルクのモロモロが出てきます。ヨーロッパの人がコーヒーにいれるミルクを湧かしているのを見たことがありますが、同様にコーヒーの国である日本でもレストランのティーセットのミルクが熱かったことがあります。
by MichikoSimon | 2006-10-20 00:01 | 英語 | Comments(0)
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