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食物や飲み物が ' flavour ' つまり味や風味をどの位含むのかを英語では ' strong ', ' weak ' で示す場合があります。コーヒー、紅茶、お茶一般、ココア、ジュース(とくに squash と呼ばれる濃縮のものを希釈したもの、アルコール飲料(日本語でも「強い酒」と言いますね)、カレー、グレービーなどに使われます。液体か流動物ばかりですね。味一般についても OK です。 日本語では飲み物には「濃い」「薄い」、カレーには「辛い」「辛くない」などの言葉を使うので、うっかりそれらの訳語がそのまま英語だと信じ込まないでください。ただ ' hot curry ' は OK です。サイモンは、「 chilli (唐辛子)を沢山入れたのが hot curry で、curry powder を沢山入れたのが strong curry である」なんて言っていましたが。要は、カレーをカレーたらしめるもの、つまりカレー粉やスパイス、コーヒーやお茶の葉の量を多く使って作れば strong になるようです。 私は「薄い紅茶」のことを ' thin tea ' なんて言ってしまい、直されました。20年以上前の話です。皆さんも気を付けて下さい。 イギリスでは Indian restaurants を除いて strong curry には滅多にお目にかかれません。今でもよく覚えているのが Bristol University の学食のカレーで、「辛くない」のを通り越して「甘かった」です。サイモンにこれを言ったら、「多分 cook が chutney (チャツネ)を入れすぎたんだろう」と言っていました。 今はすごい chocolate (この言葉ともう1つ、cocoa の音についてはいつか書きます)が手に入ります。86%のものを食べたことがありますが、もう1度食べたいとは思いませんでした。こういう bars of chocolate (板チョコ)について ' strong, weak ' を使うのかどうかは、こういうものが出回ったのが最近のことなので、よくわかりません。イギリスでは ' plain chocolate, milk chocolate ' という区別が一般的です。前者がいわゆるブラックチョコレートです。 飲み物の cocoa (ココア)については ' strong, weak ' を使います。cocoa powder を多く入れれば strong cocoa ができます。
by michikosimon
| 2007-02-05 22:57
| イギリスにて
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