bleeding heart

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 写真の植物の名前は Eastbourne で知り合いの老婦人に教えてもらいました。花の時期ではなかったのですが、「これは bleeding heart (血の滴る心臓)と呼ばれるんですよ」というような調子で、彼らにとってもやはり多少は「ギョっとする」名前なのでしょう。

 日本では「鯛釣り草」または「華鬘草」と呼ばれます。これも又何と言う発想の違い!!

 我が家では7、8年前から育てています。多年草で4、5月に花をつけて、7月の今はもう葉も茎も全部枯れて消えてしまいました。来年春先に赤紫色の芽が出てくるまで休眠します。丈夫で、乾燥にも強く、毎年1回りずつ大きくなります。ユニークな切り花になり重宝しています。

 種苗店のカタログなどにはラテン語名が書かれていることが多いですが、私はあまり好きではありません。先日新聞上で、近代植物学の父リンネとその知的帝国主義のことが書いてあるのを読みました; 
 
 リンネは様々な植物を1元的に分類しました。しかし、それらは彼に寄って新しく発見されたわけではなく、昔から自生地の周りの人々に知られていたものがほとんどでした。ただしリンネはその際それらの植物が地方的に呼ばれていた名前やその歴史を全く無視し、それらの植物と関わりを持ってきた人達からすれば多分無味乾燥なラテン名をつけたのです。消えたのは名前だけではなく、名前とともに人々に担われてきた知識も消え失せることになった .......

 大体このような内容だったと思います。なるほどね。
by michikosimon | 2007-07-13 23:14 | 英語 | Comments(0)
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