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 夏に行ってきた信州で感じたことを少々。

 いつもはお昼にサンドイッチとかピザを食べたがるサイモンも今回はソバ一本やりで過ごしました。吟醸ソバやら胡桃ソバ、10割ソバのもりやざるを楽しんだのですが、同じ胡桃ソバ、10割ソバにしてもお店によって微妙に違って、毎回飽きることがありませんでした。

 その時に思ったのですが、ソバのゆで加減がどこも絶妙で、シコシコツルツルはどこでも当たり前のものでした。もしかしたらこういう伝統が日本を spaghetti の茹で方に関してまことに厳しい国にしたのではないのでしょうか? つまらない発見かもしれませんが、私はいつも日本で食べる spaghetti の茹で加減には感心しています。どんないい加減そうに見える(?)所でもアルデシテのいささか固すぎるくらいの麺が出てきます。これって素晴らしいことだと思うのですが。Italy でさえ柔らかすぎる spaghetti を何回か食べたことがありますから。

 この「固ゆでの麺」と言う時の「固い」という感じを英語で表わすのは難しいですね。' hard ' でも ' tough ' でもない。イギリス留学した始めからそれを言いたくて周りの人に訊きまくったのですが、' texture ' という言葉しか得られませんでした。' This spaghetti has a nice texture.' というように、これは名詞で、麺の茹で具合の ' have a nice texture ' にあたる形容詞はまだ見付けていません。
by michikosimon | 2007-09-07 17:44 | イギリスにて
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