Tomorrow's another day のこったのこった

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 'Tomorrow's another day ' というのは前回取り上げた ' Gone With The Wind ' の最後の Scarlett O'Hara の独白のそのまた最後の言です。これは作者が創った表現ではなく、そういう成句、決まり文句、ことわざの一つだということです。

' This proverb means that even though bad things may happen today, tomorrow is a new day and it is a chance to start again or there will be more opportunities to do something. It is often used to cheer someone up after something bad has happened to them.'

 何もかも失っても、明日という日はまた新たに始まる、というわけですね。Scarlett の強さと同時に絶望的なもろさを示して印象的な言葉です。

d0086231_2295963.jpg さてこの ' another ' という言葉ですが、これは ' an other ' がくっついて出来たものです。つまり、 ' others のなかのひとつ ' 。冠詞の ' a ' が「たくさんある同種類のもののうちの非特定のひとつ」であるのと同じです。

 学校で ' one, another and the others ' というのを習ったことと思います。「太郎と次郎と残りの兄弟全員」のように、4つ以上のものについて3つに分類する時にわかり易いですね。

 この言葉は私にとって「まだ他にも同様なものがある」という「これで終わりでない」感じ、相撲で言えば「のこったのこった」の感じがあります。

You can have another piece.
It's dirty. Can you pass me another mug ?

 ときにはこの感じを声音に表わさないといけない場合もあります。

I bought some milk, some flour, half a dozen eggs, a pound of butter, and a packet of dried raisins.

 上の文では赤い部分を「のこったのこった」の感じに言わないと、聞いている人は最後まで付いて来てくれません。「のこったのこった」の感じとは、読点の前の言葉を疑問文の終わりのように上げ調子で、言います。

 最後の干しブドウの前の ' and ' は「これでおしまい」の「打ち止め」の合図です。「打ち止め」の感じは、 ' raisins ' を下げ調子で言うことによって得られます。

...... ⤴, ....⤴, ....... ⤴, ..... ⤴, and .⤵.
by michikosimon | 2008-02-18 22:43 | イギリスにて | Comments(0)
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