the other(s) この一番をもって、本日の打ちい〜止〜めえ〜

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 最近は相撲は見ないのですが、このブログを書いていて、結びの一番の前の立行司の口上の調子を久しぶりに思い出しました。

 昨日述べたように、' another ' は「この他にも残っている」感じがあり、 ' and ' は普通「これでおしまい」の「打ち止め」の合図です。

 another は an other ( one of others ) というように「オープンエンド」の、つまり others がいくつあるとは示されていないのですが、その一つだということです。

We can go there another time.

 旅行に行って一見の価値あるスポットを総て見ることなどできませんよね。そんな時慰めのように上のようなことを言うことはありませんか? 「今度来る時に行けばいいわ」。

 これに対して、 ' the other(s) ' は「一つだけしかないもの」の印の ' the ' が付いていることからもおわかりのように「残りのすべて」を表わします。「これっきり」、「打ちい〜止〜めえ」なのです。

 ' the ' の付かない ' others ' というのも時々目にすると思います。これは一般的に ' other people or things ' のことで、the others とはまた違った「打ち止め」感のない「オープンエンド」の感触です。

Some of these oranges taste better than others.
All animals are equal, but some animals are more equal than others.

 2番目のは George Orwell の ' Animal Farm ' の一節です。 ' some ' も ' others ' も特定されない漠然とした区別にすぎません。

 今日はタイトルに反して「のこった」感触をもつ語の話になってしまいましたが、次回は「打ち止め」系の言葉について述べたいと思います。
by michikosimon | 2008-02-19 22:30 | イギリスにて | Comments(0)
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