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昨日書いた ' go along with ' という言葉についてもう1言。 with の後には「人」または「もの」が来ます。 意味は ' to agree with or support someone or something ' です。まあ何となく想像できない意味ではありませんよね。「誰かや何かと一緒に歩んでゆく」というような感じで。でもこれだけでは決定的なものとはならない、これがこの種の ' phrasal verbs ' という言葉の特徴です。 ' idiom ' と呼ばれる言葉がありますが、それと同じです。 ' phrasal verbs ' は idiom の1種です。イディオムとは ' a group of words with a meaning of its own that is different from the meanings of each separate word put together ' ということです。つまり ' go along with ' という言葉は、' go ' と ' along ' と ' with ' のそれぞれの意味を合わせたものとは違った特有の意味をもつのです。 中学校の段階の初期に習う phrasal verbs にはどういうものがあるのでしょう。' put on ' とか ' look after ', ' look for ', ' turn on ' などは入っているのでしょうか。いずれも put と on, look と after, look と for, turn と on の意味をくっつけても全体の意味は出てきません。それぞれの全体を熟語として覚えなければならないというめんどうくさいものです。 日本人はこれが苦手ですね。日本人のみならずヨーロッパ人もそうです。たとえば ' investigate ' などという長くて難しそうな言葉は、ラテン語系のせいか(?)、彼らには親しみ易いそうです(日本人も「読み書きのための英語教育」のせいで同じ傾向があります)。でも、イギリス人は普段はそれよりくだけた ' look into ' を使いがちだとか。英語には皆苦労しています。 たいへんですがこの phrasal verbs を身に付けると英語のコミュニケーションがとても楽になります。
by michikosimon
| 2008-04-17 22:15
| イギリスにて
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