wax and wane 頂点を極めればあとは落ちてゆく

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d0086231_1654610.jpg ' wax and wane ', ' bully ', ' jealousy ', ' sour grapes ', ' defensive ' 、これらの言葉がしきりに頭の中をよぎる今日此頃です。

 the media に取り上げられている北京オリンピック関係の報道が原因です。

 40年以上前に敗戦国で、非先進国で、というハンディをもって五輪開催国となった日本も、西欧メディアではこんな風に意地悪く言われていたのでしょうか? そうかもしれないし、そうでなかったかもしれません。今と40年前とでは時代が違います。

 ' wax and wane ' というのは「月の満ち欠け」という意味で、' wax ' が「満ちていく」方、' wane ' が「欠けていく」ほうです。特に ' wane ' には月だけでなく、power, influence, または a feeling などが段々弱まっていって less strong, less important になっていく、という意味もあります。「おごれるものは久しからず、ただ春の夜の夢のごとし」が聞こえてきそうです。

 ローマ帝国がついには崩壊したように、英米西欧が我が世を謳歌したのも昔々のことになっていくのでしょうか? 

 中国を筆頭とする、見るからにそう遠くない将来世界をひっくり返しそうな国に対する西欧諸国の恐れがそうさせるのでしょうか? なんでこんなにアラさがしばかりするのかと思いました。特に開会する前までは、何を言うにも「とにかく北京はダメなのだ」という報道の基本姿勢が顕著でした。

 勿論チベット問題や社会主義という異なる政治体制の中の色々な事など、中国に問題が無いとは言えません。でも、たとえばガンタナモを固守しようとしテロ防止愛国法(?)とかで以前より不自由になったアメリカや世界各地の植民地での搾取があたりまえであった(過去の事ですが)西欧にこういうふうに中国を指差す資格があるのかなとも思います。
by michikosimon | 2008-08-17 16:48 | イギリスにて | Comments(0)
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