「面倒くさい」といっても状況次第

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d0086231_15583597.jpg よく「〜は英語で何というんですか?」という質問をよく受けます。でも、そう簡単には言えませんね。英語と日本語の表現が1対1でスッキリと対応していたらいいのですが、なかなかそうはいかないからです。日本語を主に考え始めると、こういう場合にはこれ、こういう時にはあれ、..... とお店を拡げることになってしまい、結局なんだかわからなくなってしまうことにもなりかねません。

 私が思うに英語を習うには、今自分の言いたいこと(もちろん日本語で考えていることです、日本語が主)をそっくりそのまま英語で言いたい、ということにこだわっていてはスムーズにいきません。逆に英語を主に、英語で言えることを積み上げていく方が効率がいいと思います。せめて中級になるまで(英語の基本的な使い方を習い終わるまで)は、本当に言いたいことを取っておいてもいいんじゃないでしょうか。

 今日は日本語の「めんどうくさい」を訳すのがそれほど簡単ではない、ということをちょっと説明します。

 以前 ' I can't be bothered ' という表現をしましたよね。

' I can't be bothered;
used to say that you do not want to do something because you do not have enough energy or interest.

したくない、(左の男の子なら、パソコンの勉強なんか)してられねーよ、かんけいねーよ'


 この表現を「めんどうくさい」というふうに覚えている方も多いと思います。でも、日本語の「めんどうくさい」が使われるあらゆる場合に ' I can't be bothered ' を置き換え可能かというと、それは「否」です。

1、「シャツの釦つけてくれる?」「めんどうだからイヤ、自分でして。」
2、釦をつけながら「釦付けはめんどうくさいからきらい」と言っている人

 1は OK ですが、2の場合は ' I can't be bothered ' はちょっとおかしいです。

 以前コメントの答えのところに書いた

...... ' I can't be bothered to sew on buttons ' は「釦を付けるのは面倒でしたくないからしない」(' I'm not bothered about sewing on buttons ' は「釦を付けるなんてどうでもいいことだからしない」)とどちらも「しない」傾きがあります。
グチをこぼすだけで結局はするつもりならこれより適当な ' It's a hassle ' という表現があります。......


 はこの事情を言っています。

 多くの場合こういう事情は、間違いが起こった時に「ん? おかしい!」とその存在に気付くので、最初から教えるのが難しいこともあるのですが。

 明日は ' It's a hassle ..... ' をします。
by michikosimon | 2008-12-24 16:50 | イギリスにて | Comments(0)
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