wicked - naked - beloved 第二音節の発音「 ..... イッド」

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d0086231_1924724.jpg 今日は久しぶりに発音の問題を取り上げます。以前 ' beloved ' という言葉の音について書いたことがありました。

 その時、同様に発音される1群の言葉があるはずだと思っていたのですが、あいにく ' naked ' しか出て来ませんでした。もう1つくらい、割に知られている言葉があったらなあと思案しているうちに時間切れになり、そのままになっていました。でも幸い昨日のブログからひらめきました。

 劇団四季のミュージカルの ' Wicked ' のポスターにはほぼ忠実なカタカナでの題名まで書いてあって、wicked をよく知られた言葉にしてくれています。

 ある言葉に接頭辞がついたり、他の言葉と合体されたりすると、発音が変わることがよくあります。詳しいことは以前のブログ ' beloved ' をお読み下さい。

man /mæn/ → woman /ˈwʊmən/
men /men/ → women /ˈwImIn/

 などは初心者向けの例です。' women ' の正しい音はユニクロの広告のせいでかなかなか広まりませんが。

wicked /ˈwIkIəd/;
1, evil
2, ( informal ) mischievous
3, ( spoken ) very good

naked /ˈneIkIəd/;
1, not wearing clothes

beloved /bIˈlʌvIəd/;
a beloved place, thing etc is one you love very much

 以前も書きましたが、/ .... Iəd/ の赤字の i 大文字と e のひっくり返ったような ' ə ' の音は本来なら上下に並べて「短いきっぱりした 'イ' の音と弱く曖昧な 'ァ' というような音の合体」を表わしたいのですが、仕方なく左右に並べています。

 なぜ ' ə ' の音がまじってしまうのかというと、それには理由があります。ストレス記号の「上チョン」でおわかりのように問題の発音は皆、ストレスのかかっていない音節の音なので、弱い母音となるからなのです。

 でも実際ネイティブの発音するこれらの言葉を聞くと、はっきり「ウィキッド」、「ネイキッド」、「ビラヴィッド」と聞こえます。 ' ə ' がまじっているのかいないのか、正直言ってわかりません。

 日本語の「 .... ッド」のようにはねる音ははねない「 ... ド」よりは、2拍分とまではいかないにしろ長いです。例えば Chaplin を「チャップリン」と読むとネイティブの発音より不自然に長く聞こえるのですが、「ウィキッド」、「ネイキッド」、「ビラヴィッド」などは、私には、ほぼカタカナ表記分の長さに聞こえます。

 これらの言葉はカタカナ表記を読んでもすんなり通じるのではないでしょうか。
by michikosimon | 2009-02-11 22:10 | イギリスにて
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