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go shopping in Shinjuku

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 以前物の定位置を示す ' go ' の使い方について述べたことを思い出してみましょう。

Where does this teapot go ?
On the top shelf.

 ' Where does it go ? ' と聞かれて、答えは ' On the shelf. ' であって ' To the shelf. ' ではありません。覚えていますか?

 今日の ' go shopping in Shinjuku ' もそれと同じです。「買い物をするのは新宿で」であって、新宿での「買い物に行く」のです。「買い物に行く」とか「スキーに行く」、「泳ぎに行く」は

go shopping/go skiing/go swimming

 のように ' to ' が要りませんよね。そのせいでしょうか、私もつい ' to Shinjuku ' と言ってしまいがちです。おたがいに気を付けましょう。
by michikosimon | 2007-04-30 22:39 | イギリスにて | Comments(0)

used to / didn't use to 発音

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 ' used to / didn't use to ' の発音が不自然な方が沢山います。

 正しい発音は(正しい発音というのは「通じる発音」、「ネイティブのほどんどが出す音」のことです)、

' used to ' /'juːstə/ (ユーストゥ)
' didn't use to ' /'dIdnt juːstə/(ディドゥンテュストゥ)

 です。 /juːzd tʊ/ (ユーズド ツー)といっている方がかなり見られます。/z/ の音は間違い、/s/ の音となりますからその次の -ed は /t/ となります。そして、/t//t/ と同じ音が重なるので(ユーストゥトゥ)、1つ落として「ユーストゥ」にしてしまいます。これがネイティブの実行している「速く滑らかに言う」コツです。

 ' -ed ' があろうとなかろうと発音は変わりのないことがわかりますね。
by michikosimon | 2007-04-27 23:57 | イギリスにて | Comments(0)

This is exactly how I used to be.

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 これは私が実際に聞いた言葉です。Coventry の host family の娘がパーティーに行く新しいドレスを着て、丁度来合わせていた親戚の人々に見せていました。その娘の叔母にあたる小太りの女性が言ったのが ' This is exactly how I used to be.' でした。

 つまり、私は今はこんなに太って年をとってしまったけれど、昔は丁度今のあなたのように slim で pretty であった、という少々ほろ苦い「人生」のレッスンをも含めた「褒め言葉」です。私は身内ならではの良い言葉だなと思いました。

 ' used to + 動詞 ' はこのように「過去の状態や習慣」などを表わすのに使います。そして必ず「でも現在はそうではない」の意を含みます。

 ところで「現在も続いている状態や習慣」というのは「現在形」が表わします。よくある時制の間違いの1つのタイプはこの「現在形」の意味をよく理解していないことから生じます。

I live in Tokyo.
We go shopping on Saturdays.

 例えば後者に ' Where do you go shopping ?' という質問をしてみると、「現在形」の意味をよく理解していない答えに出くわすことがあります。

We sometimes went to Shinjuku.( We sometimes go to Shinjuku の代わりに)

 まあ確かに「土曜日に買い物に行く」という習慣が実際に起こったのは皆「過去」においてなのですが。 しかしこの答えは「過去形の文」としても何かおかしい気がします(それがもう過ぎてしまった今はない習慣だというコンテクストの中で使われればべつですが)。

We used sometimes to go shopping in Shinjuku.

 ならばわかります。「今は新宿に買い物に行くことは止めてしまった」ということです。

 「新宿に行くという習慣」について述べるのなら2通りの方法があります。
それが今も続いているならば「現在形」
もはや過去のものであるなら「 used to 形」

 「単純過去形」は下記のように普通過去に起きた「特定のこと」について使います。

We went shopping in Shinjuku yesterday.
We went shopping in Shinjuku 3 times last month. 
by michikosimon | 2007-04-26 22:37 | イギリスにて | Comments(0)

rose scales

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One of my roses is suffering from rose scales. I found it yesterday thanks to our neighbour who pointed out to me. This rose has already had some scales before but they have never been a serious problem. However they are now growing rather too fast. I expect it may have been damaged by its recent untimely replanting.

Well I have to do something. I have put some pesticide on all the infested stems but to no effect so far. Tomorrow I'll probably try to brush the scales off. Maybe that'll help.
by michikosimon | 2007-04-25 23:31 | イギリスにて | Comments(0)

allergy, energy

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 日本語になってしまった外来語のうち英語起源でないものもあります。うっかりすると英語だと間違えて使ってしまうこともありそうですね。

 「アレルギー」と「エネルギー」がその例です。これらの起源はドイツ語です( Allergie, Energie )。「ガーゼ」とか「カルテ」とか医学用語にも沢山使われています。

 名詞としてのこれらの言葉はとても似ているので、発音をちょっとなめらかにあいまいにすればそれで通ってしまいそうですが、形容詞にするとそうはいかなくなります。英語とドイツ語ではそこのところに違いがあるからです、

 ドイツ語の「エネルギー/Energie」を形容詞にすると「エネルギッシュ/energisch」(これは日本語になっています)、「アレルギー/Allergie」を形容詞にすると「アレルギッシュ/allergisch」(これはどうでしょうか?)になります。

 ところが英語では

allergy → allergic /ə'lɜːdʒIk/ (アラージク)
energy → energetic /ˌenəˈdʒetIk/ (エナジェティク)

 となります。『「エネルギー」、「エネルギッシュ」はドイツ語である』と御自分の言語中枢に言い聞かせましょう。新しい energetic という言葉が入り易くなるでしょう。

 右上の写真は http://www.obusuma.com/site/e.html から取りました。
by michikosimon | 2007-04-24 22:24 | イギリスにて | Comments(0)

hay fever

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 日本ではスギ花粉によって引き起こされることが多いので、「花粉症」と呼ばれますが、英語圏では(すくなくともイギリスでは)' hay fever ' と呼ばれます。' hay ' とは家畜のえさにする干し草のことで、' fever ' はそれによる 'allergy /'ælədʒi/ ' (アレルギー、ドイツ語的ですね)の炎症の熱でしょうか。私も、冬枯れた雑草を始末する時などクシャミや咳がよく出ます。

 サイモンもこれに悩まされていますし、生徒の方も多いですね。

There are a lot of people with hay fever in Japan.
Some of them wear masks.

 hay fever は uncountable です。a/an は付きません。
 
 日本で普通に言う「マスク」は英語では ' surgeon's mask '(外科医のマスク)とか呼ばれています。10年位前には日本人のマスク姿を奇妙なものとしてしか見ていなかった外国の人たちも、SARS以来その理由と必要性とを認めざるを得ないようです。
by michikosimon | 2007-04-23 23:31 | イギリスにて | Comments(0)

recently

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 私も今まで勘違いをしていました。' recently ' という言葉は

not long ago

 という意味で、つまり基本的には「過去」を示す副詞なのです。これをとる時制としては、過去形、そして現在完了形(はっきりとした時というよりはかなりぼんやりしているからでしょうか)があります。

I've recently been to the department store in Ginza.
She's only recently started learning Chinese.
He recently went to Russia by train.

 何となく「最近」、「昨今」という日本語訳に惑わされていました。「現在」を意味するそのような訳語にあたるのは ' these days ' でしょうか。

these days
used to talk about your situation, behaviour, feelings etc, especially if it used to be different.

I go to the department store in Ginza these days.( I used to go to the Shinjuku store)
by michikosimon | 2007-04-20 22:30 | イギリスにて | Comments(0)

farther/further

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 ' far ' という言葉(形容詞にも副詞にもなります)の比較級、最上級には2通りあります。

farther - farthest
further - furthest

 この2つは違うのか、同じなのかという疑問も出てくるだろうと思います。場合によって使い分けなくてはならないのだろうか? ということですね。私自身同じだと思っていました。というより、普通口語では後者の further - furthest のほうを使うので、その場合は次に説明するように「使い分け」をする必要がないのです。サイモンも同じように考えていたようです。

 ' far ' の意味には、大きな辞書を見ていただくと明瞭なように、
1、実際の距離のことを言っている( a long distance )
2、比喩的に程度の大きさを言っている( much/very/a lot )

 の2通りにおおまかに分かれます。このうち、1の意味の比較級、最上級には farther - farthest, further - furthest の両方が使えます。けれど、2の意味の時には further - furthest のみが使われます。

 右上の写真のキャプションの further information や、further education (成人教育、私の日本語教室も County of Avon で行われていた further education programme の1つでした)がよく使われる例です。

 further - furthest のほうが両方に使えて便利ですよね。多分それがこちらの方が口語でよく使われる原因だと思います。音節の少ない短い語が使用頻度が高いのと同じでしょう。
by michikosimon | 2007-04-19 21:41 | イギリスにて | Comments(0)

You can't miss it.

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 ' miss ' にはよく使われる慣用文とでも呼ばれるべき文がいくつもあります。昨日に続いてその2弾目です。

You can't miss it.

 これを聞いた場面で記憶によく残っているのは、中国は青島でのことです。その地で行われた国際凧揚げフェステイバルの宿泊先のホテルで、サイモンが薬局を探していると聞いて、イギリス人の参加者の1人が親切に話してくれたことの中にありました。その方は既にお腹の薬を求めて近くの薬局を探し当てたのだそうです。

 その人はホテルからの道順を説明した後、' You can't miss it ' を付け加えました。つまり、何もわからぬ外国で、しかも漢字ばかりで何も読めない状況でも、その店は chemist's にまちがいないと思わせる外見をしていて、気付かずに通り過ぎることはまずない、という意味です。この ' miss ' は ' not notice ' の意味で使われています。

you can't miss it/him etc

used to say it is very easy to notice or recognize someone or something
by michikosimon | 2007-04-18 23:12 | イギリスにて | Comments(0)

You haven't missed anything.

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 ' miss ' と言う動詞は訳しにくいですね。意味を説明してもそれだけでは足りず「日本語では何と言うのですか」という質問が出やすいですし(多分日本語ではこの語の示す意味をズバリと言い表す1語がないのでしょう)、そもそもこういうことは日本人は言わないのではないかと思う場合もあります。

You haven't missed anything.

 は昨日サイモンが私に言った言葉です。サテライトテレビの映画がはじまる頃でした。私は下の階に騒音で迷惑をかけないようにドアや窓を見回ったり、お茶を入れたりしていました。居間に戻った時にはもう映画は始まっていくらか経ってしまっていました。その時に聞いたのがこれでした。

 意味は、「君は少し遅れたけれど、映画はまだ始まったばかりで、大事な見るべき場面はまだ何も出て来ていない。遅れたことで見損なったものなど何もない。」とでもいうものです。日本ではこういうことを言いますか? 「まだ始まったばかり、大丈夫」とかは言うかもしれません。

 もっとも私の狭い見聞によると、イギリス人はこのような場合たいていこのように言うみたいです。さもないとそれまでの筋を説明しなければならなくなるからでしょうか? 
by michikosimon | 2007-04-17 21:38 | イギリスにて | Comments(0)