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a car space

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 ' space ' が昨日のように「宇宙」という意味で使われるときは、勿論 uncountable ですが、特定のものであるにもかかわらず ' the ' をとらないということをお話ししました。

 ではこれ以外の「空間」という意味で用いられる時にはどうかというと、これはその時によります。一般的な意味での「空間一般」のときには uncountable で、特定の目的のために割り当てられたり区切られたりしている場合には countable になります。こういうタイプの名詞は他にもありますね。

Is there space for more books on this shelf ?
How much space is there on each disc ?
I couldn't find a parking space around here.

 でも最後の文は some/anywhere を使った次の文のほうが口語としては自然でしょう。
I couldn't find anywhere to park around here.

By the way I watched the film ' Metropolis ' today.
by michikosimon | 2007-12-21 23:09 | イギリスにて | Comments(0)

metropolis/metropolitan

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/me'trɒpəlIs/
/ˌmetrə'pɒlItən/

 今日は発音の話です。名詞とその形容詞形のストレスが違うことはよくあります。industory - industorial や photograph - photographic のように。たいていは名詞のほうのストレスは確かでも形容詞にすると間違えてしまうというケースが多いと思うのですが、 metropolos - metropolitan では逆ではないでしょうか。

 ' metropolis- metropolitan ' の発音記号をよく見てみると、強い「オ」の音である /ɒ/ はストレスが来ている時のみ現れ、ストレス無しだと /ə/ という弱い音になってしまうのがよくわかると思います。

  ' metropolis ' とは ' a very big and important city ' のことです。大文字で始まる Metropolitan Police はそれだけで London 警察を意味します。東京も、 Tokyo とことわればこれを使えます。

Tokyo Metropolitan Government Office (都庁)
Tokyo metropolitan area  (首都圏)

 ドイツの無声映画の名作に ' Metropolis ' というのがあります。機会があったら見たいと思っています。
by michikosimon | 2007-12-20 23:28 | イギリスにて | Comments(0)

space 不思議な名詞

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 テーブルの上にリンゴが1つあります。このリンゴの周りの空間を次々に大きくしていくと。

There's an apple on the table. The table is in the classroom. The classroom is in the house. The house is in Akabane. Akabane is in Tokyo. Tokyo is in Japan. Japan is on the Earth. And the Earth is in space.

 途中もっと複雑にしてもいいのですが、最後には ' in space ' になります。

 この ' space ' という言葉ですが(地球や太陽や他の星のまわりの部分、宇宙)、これには ' the ' はつきません。とても不思議な名詞です。

 似たような名詞、ひと続きになっていて切ったり分けたりできない ' sky ' や ' sea ' は普通 ' the ' をとります。ひとつしかないものですからね( ' a/an ' と ' the ' の basic な使い方を思い出して下さい)。

 space も同じようなものだと思うのですが、 どうして扱いが違うのでしょう。勿論この意味での space は things in general (たとえば space and time 空間と時間、という意味のときはそうです)ではありません。具体的に地球の周りなどにある空間のことです。

 言語に理屈を求めてはいけないのかもしれません。
by michikosimon | 2007-12-19 22:59 | イギリスにて | Comments(0)

an ear of corn

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 ' ear ' という言葉はたいていは身体の1部としての「聴覚器官」とか感覚としての「聴覚」という意味ですが、植物体の1部を表わすこともあります。

ear;
the top part of plants, such as wheat that produces grain

 麦、米、トウモロコシなどの穀物の穀粒のできる部分のことですね。稲穂など穂の部分のことです。耳のように見えないこともありません。

 最近偶然 ' ear ' の2つの意味を使った言葉の遊び、' pun ' のような文を見る機会があったので、ちょっとそれをここに記しておきます。

 .........(女の子の膝の上にネコがいて、女の子の持っているトウモロコシとじゃれている写真、その下に次の英文:)
There’s nothing humans find more endearing than a nibble on the ear. Even when the ear is a cob of corn. .........

 ここで ' cob ' は ' an ear of corn ' からコーンの粒を取ってしまった後の軸のことです。

cob(corncob);
the top part of a maize plant after its yellow grains have been removed

 この文はネコの写真にいろいろ面白い解説をしたものの1つだということですが、意味がおわかりですか?  2つの ' ear ' 、最初のが「耳」で2番目のが右上の写真の ' ear 'です。最初のほうがわかり難いと思います。

 ' nibble ' は ' a small bite of something ' で ' endearing ' な人間のそれですから ' a love bite ' でしょう。

 誰がこんなものを書いたのか、又この写真集(?)はどんな人達向けのものなのかわかりませんが、友人の質問に充分答えていなかった気がしていたので、ここにもう少し書いておきます。 
by michikosimon | 2007-12-18 22:56 | イギリスにて | Comments(0)

do your sums

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 ' sum ' という言葉を私は何故か日本語で言う「和(足し算の答え)」と関連付けて考えていました。ところがこれは実は、加減乗除ひっくるめた「計算一般」を意味するものなのですね。特に小学生などが学校で習うような単純なものを言います。

 ' do one's sums ' という言い方は idiom で、『「何かをするのに充分なお金があるかどうかを調べるために」計算する』ことを言います。イギリス独特の表現かもしれません。

 この idiom を実際に聞いた時にも上のような感想をもったことを思い出します。ある日曜日、Bristol の自宅のテラスで友人達と共に、共同庭で思い思いのことをして楽しんでいる隣人たちを見下ろしておしゃべりをしていた時のことです。ある夫婦が小さな机を芝生に持ち出してそこで何か書いたり読んだり話し合ったりしているのを見て、' They're doing their sums. ' と言った人がいました。そうですね、本当に小学生が相談しながら計算しているように見えました。でも立派な大人ですから単なる学科の計算というより、お金に関することだという感じもしましたね、この idiom の意味は知らなかったにも拘らず。

 でもその当時は「和」という思い込みがありましたから、私の感じたことは、「足し算だけではお金の管理はできないから、この sum というのは計算の代表という意味であろう」ということでした。合っていましたね。

 耳で覚えた言葉はえてして辞書で確かめることをあまりしないものですが、それでもとんでもない誤解というのはそれほどないものなのかもしれません。 
by michikosimon | 2007-12-17 23:09 | イギリスにて | Comments(0)

soaking wet ズブ濡れ

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 ' soaking ' または ' soaking wet ' という言葉も普通によく使われます。たいていは、本当に水や液体にどっぷりと長い間浸かっていたというより、「ズブ濡れ」、「びっしょりと濡れた」という強調して言う言い方です。

 ただ、ほんとうに ' soaking wet ' のような状態になることもあるでしょう。私が今思い出したのは随分前にラジオで紹介されたある聴者からの声です。4月上旬のある寒い雨の朝、ある小学校の生徒全員が校門の所で新任の校長先生を出迎えるために整列して待っていたということです。校長の到着が遅れ待ち時間はかなり長くなりました。教師はそれぞれ傘をさしていましたが、生徒たちは傘もレインコートも許されず(校長先生に失礼だから?)雨の中立っていたということです。生徒の1人の母親が「下着まで濡れていた」と怒って手紙をラジオ局まで寄せたのです。可哀想に、まさに ' soaking wet ' だったでしょう。

  この場合 ' soak ' を動詞として使って ' soak to the skin ' という言い方もできます。

The teachers were so authoritarian and inconsiderate the children came back soaked to the skin.

 同様に強調して言う言い方でよく耳にしたのは ' starving ' という言葉です。' very hungry ' 位の意味で使っているのですが、或る時そういう言い方はあまり良くないと言っている人がいました。アフリカで本当に飢えている人達のことを考えて見なさい、君たちのはただの ' hungry ' だよ、というわけです。
by michikosimon | 2007-12-14 22:49 | イギリスにて | Comments(0)

soak ゆっくりのんびり

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 昨日出て来た ' soak ' ですが、よく耳にしたり自分で使ったりするのは主として以下の3つの場合のようです。

1、料理用語として、 ' soak beans overnight ' など。
2、' soaking ' または ' soaking wet ' という形で「芯まで濡れているというズブ濡れの感じ」をだす強調語として。
3、「風呂に浸かってゆっくり過ごす」という意味で。

 3の用法について先日ちょっとした言い間違いをしました。ジムから帰ってシャワーを浴び、髪も洗ってそれほど経っていなかったので、風呂は温まるだけでよいだろうとサイモンに ' I'll be quick as I just want to soak.' と言いました。考えてみればこれは矛盾ですね。' soak ' というのは「湯船に浸かって温まる」というより ' to spend a long time having a bath ' ということなのですから。
by michikosimon | 2007-12-13 22:54 | イギリスにて | Comments(0)

seep into しみ入る

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 昨日お話した ' ooze ' は「液体などがジワジワ滲み出て来る」という意味でしたが、この言葉に関連してもう1つ似た意味の言葉を思い出します。' seep ' です。

 ' ooze ' が ' from ' や ' out ' と共に用いられることの多い「出て行く」ほうの意味なのに対し、この ' seep ' はしばしば ' in/into/through ' と共に使われる「入り込む」意味です。

 ' ooze ' と同じくこの言葉にも、どこで出会ったかというはっきりとした思い出があります。もう15年位前のことになりますが、当時読んだ本に Juan Chang の ' Wild Swans ' というのがありました。その中の一節です。

 この本は、中国の歴史を生き抜いてきた彼女の家族、祖母、両親そして彼女自身の物語です。問題の一節は彼女自身の下放時代の苦難の生活を述べたもので、以下のように書かれています。

I loaded the heavy basket on my back and desperately crawled up the slope on all fours. The manure was fairly dry, but still some of it began to soak through onto my cotton jaket and through to my underwear - and my back. It also slopped over the top of the basket and seeped into my hair. ......

 1度しか読まなかったのに今でも思い出せる程印象的な(ちょっと汚い印象ですが)箇所です。' manure ' というのはこの場合「下肥のもととなるトイレにたまったもの」です。 ' seep ' の他にも ' soak ' とか ' slop ' などの「液体関係の動詞」が使われています。 
by michikosimon | 2007-12-12 21:23 | イギリスにて | Comments(0)

crumpet, oozing butter 滲み出る

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 既にどこかで ' crumpet ' についてお話したことがあったでしょうか? 写真のような平たいマフィンのようなものですが、肌理が粗くて穴だらけといった感じです。ふつうバターとジャムをつけて食べますが、熱いうちにバターをぬると、溶けて下の皿に滲みだしてきます。

I saw butter oozing from a hot crumpet.

 この現象を言うのに ' ooze /uːz/ ' はピッタリの言葉です。「液体がゆっくりと滲み出て来る」という意味で、バターの他に「涙」にも使われますし、「壁などが(湿気などで)汗をかく」と言う時にも OK です。

 でも意味はともかく、この語は「読みにくい」、「綴り難い」言葉としてネイティブの間でも有名です。Coventry に住んでいた時に homestay 先の家族が、11歳の男の子から多分70歳くらいのおばあさんまで10人くらいが一緒になって、この言葉の spelling について盛り上がっているのを見ました。
by michikosimon | 2007-12-11 22:23 | 英語

toast

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 この言葉は uncountable です。ちょっと驚きかもしれませんが、 bread も uncountable ですからまあ妥当といったところでしょうか。

We eat toast for breakfast.
We eat 2 slices of toast usually.
We ate some toast for breakfast this morning.

 各文の冠詞やら何やらのつく、またはつかない理由はおわかりですか?
by michikosimon | 2007-12-10 11:10 | イギリスにて | Comments(0)