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frightened, 怖い映画を見ています

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 この言葉はおそらく昨日の3語より後に教えられることが多いのではないでしょうか。日本ではちょっと上級英語に属するでしょう。

 それは、多分、これが「過去分詞を使った感情系」にも分類されるものであるからかもしれません。つまり、他動/受動の意味とかたちを定着させた後でないと理解しにくいからでしょう。また、日本語でただ「面白い/びっくりした/退屈だ」とかいう感情というか感覚的な意味が「どうして受け身形で表わされなければならないのか」を飲み込むのには時間がかかります。

interest-interested-interesting
surprise-surprised-surprising
bore-bored-boring

 思い出しませんか? 特にこれらの意味の違いの区別は苦手な人が多いですね。これについてはまた後日に書きたいと思います。同じ言葉がいろいろなグループに分け入れられる、ということについても。

 さて ' frightened ' ですが、意味は in simpler English では ' feeling afraid ' です。' frightening ' はこれに対して ' making you feel afraid ' です。もうおわかりですね。ただ「こわい」といっても2通りあります。お化けもこわいし、お化けを見てしまう私も「こわい」。この両者をはっきりと描き分けるのには frightening-frightened のほうが afraid よりは1語ですむので便利である、というのがこういう言葉の存在理由の1つであると思います。
by michikosimon | 2008-01-31 21:14 | イギリスにて | Comments(0)

怖い系の形容詞、afraid, terrible, horrible

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 先週出した宿題(!)のような「もっと普通の怖い系の言葉」、考えてみましたか?

 多分学校で1番始めに習うものは ' afraid ' でしょう。ただこの言葉は ' I'm afraid of spiders. ' 「クモがこわい」という使い方以上に、social な用法である「言いにくいことを言う時の前置き」として使われることが多いので、そちらを優先して習ったほうが実際的かもしれません。

I'm afraid, she's not here at the moment. (電話などで)

 次にでてくるのはもしかしたら ' terrible ', ' horrible ' でしょうか。これらはそれぞれ ' terror ', ' horror ' という名詞から来ています。どちらも ' a strong feeling of shock and fear ' を意味します。「テロ」、「ホラー映画」など日本語になっていますね。

 これらの使い方は少々違っていて、「怖い」という意味にもちろん使われるのですが、' terrible ' では「悪い程度がひどい」という意味に使われることが多いのです。

He had a terrible accident last week.

 これに対して ' horrible ' では ' very unpleasant ' という感情的な要素が「怖い」に加わります。

I 've read about a horrible murder in the paper.

 私が思っていた terrible と horrible の違いというのは、「後者のほうが程度がひどい」というものでした。ですから、「単に程度を強めるためだったら horrible は強すぎる」としてきましたが、マアマアでしたね。' horrible ' には、強いというより 「眉をひそめるような感じ」が伴うということ、私も勉強いたしました。
by michikosimon | 2008-01-30 11:17 | イギリスにて | Comments(0)

domestic-international, domestic-industrial

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 ' domestic ' という言葉は日本では「 DV, domestic violence」という言葉がらみで「家庭
に関する」という意味合いがまず頭に浮かぶという方が多いのではないかと思います。でも実際はそれより前に ' within one country ' という意味が第1義である気がします。

 日本などでは空港や船の発着場くらいになるのでしょうが、ヨーロッパなどでは列車やバスの駅などにも ' domestic or international ' の区別のサインが見られます。イギリスでの最初の数年間よく旅行をしたので、international に対する domestic という観念が「家庭」より先に染み付いてしまいました。

 d0086231_15554734.jpg その次によく使われる ' domestic ' の意味は insdustrial または business に対する domestic という意味でしょう。

 掃除機でも洗濯機でも工業用のものはあるのでしょうが、ミシンだけは工業用ミシンの存在がよく知られ、縫い目がきれいなので家庭でも使われることがあると聞きます。

domestic/industrial sewing machines
domestic/business rate (日本でもそうですが、電気料金などは家庭用と事業用の料金体系があります)

 この2つの用法、そして domestic problem/violence の意味などからなんとか共通する感じを抽出してみると、「より小さく限定された範囲内」といったものになるでしょうか。

 言葉を豊かにするには、「訳語」よりもこのような「感じ」をつかみ取った方が賢いやり方だと思います。
by michikosimon | 2008-01-29 16:41 | イギリスにて | Comments(0)

revolution/revolutionary

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 正月に鎌倉へ行き、日蓮関係の寺をいくつか見ていた時の会話の中から出て来た「ああそうか」の1つです。

 piano/pianist, paint/painter などのように、英語の名詞や動詞からそれを使ったり、職業にする「人」を表わす時 ' -ist ' や ' -er ' という接尾辞をつけることがある、ということは御存知のことと思います。

 同様の接尾辞としてその他に ' -ary ' というのもあります。' -n ' で終わる語に着くので ' -nary ' となると覚えるのがよいかもしれません。

 仏教のことはあまり詳しくないので間違っているかもしれませんが、前々から親鸞と日蓮は日本の仏教界の革命児だと思っていたので、鎌倉の本覚寺でそれを言おうとしました。

' Nichiren was one of the 2 great revolutionists in Buddhism in Japan. '

 間違いでしたね。' the 2 great revolutionaries ' が正解でした。

 ' -nary ' のもう1つの例は ' mission/missionary ' です。 ' revolutionary, missionary ' ともに「人」です。長年の私の中の ' missionary ' の意味の「安定感のなさ」に今回決着がつきました。
by michikosimon | 2008-01-28 21:27 | イギリスにて | Comments(0)

eerie, ominous 怖い系

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 昨日に続いて「怖い系」の言葉2つです。

 これらは2つとも spooky のような informal な言葉ではありません。特に ominous はそうかもしれません。はじめてこの言葉を習ったのは心理学のある実験の記録の中でしたから。

  ' eerie ' の意味は spooky から ghost を取り除いたような意味です。つまり「 ghost であるかもしれないが、それには限らない」ということです。「一般的に strange or frightning である」ですね。

 ' ominous ' というのは ' making you feel that something bad is going to happen ' という意味で、日本語的に考えると「不吉な」とか「ぞっとするような」とかになるのでしょうか。先ほど述べた心理学の実験では、被験者が1人の男に言語学習のまちがいの罰の電気刺激を与え続けると、しまいに ' ominous silence ' を耳にする(?)というものでした。ぞっとしますね。

 また、私自身口にしたこともあります。真夜中の車の中で月を見て、' Look at the ominous moon .' とかなんとか言ったのでしょう。はっきりと覚えているのはサイモンの姉の言った ' It was a very suitable word. ' というような意味の言葉です。多分ふつうに使われる言葉ではないのでしょうね。' non-frequent word ' です。

 今日の言葉は2つとも「怖い系」の少し ' expressive ' なものです。もっとふつうに使われるこの系の言葉はたくさんあります。どんなものがあるか来週までに考えてみて下さい。
by michikosimon | 2008-01-25 21:11 | イギリスにて | Comments(0)

spooky たたりじゃあ

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 聞き慣れない言葉かもしれませんが、私達がつい最近 very spooky な体験をしたので、御知らせします。他人のものであれ「体験付きの言葉」というものは忘れるのが難しいものです。

 ' spooky ' は名詞の ' spook ' からきた形容詞で、 ' spook ' は ' ghost ' という意味です。' the spirit of a dead person ' ですね。 ' spooky ' は、そこから ' strange or frightning in a way that makes you think of ghosts ' という意味になります。右の絵のような雰囲気を想像してください。

 私達の体験というのは、鎌倉の本覚寺でのことでした。サイモンは本覚寺の墓地のパノラマ写真を撮ろうとしていたのですが、レーザーポインターが点かないとのことで、新しい乾電池を買いにコンビニに走り、電池を入れ替えました。ところが依然としてダメでした。前日にはちゃんと点いたのに。安い電池だからなのかと、メーカー品のものを買って入れたら、今度は大丈夫でした。いくら安いものでも消費期限まで4年以上ある新品なのに、とは思ったのですが、その後いくつもの日蓮関係の寺をまわって写真を撮りまくりました。

 日暮れ後食べ物やさんでその日のことを話している時また、どうしてあの時急にパノラマ装置が働かなくなったのだろうという話になりました。「そういえば今日まわった寺は皆何となく unwelcoming だった」とか「やはり日蓮はお墓のパノラマ写真をとることに対しておもしろくなかったのかもしれない」とか spooky な感じの会話になり、ついには問題のパノラマ写真を全部消してしまいました。

 あの安い電池は捨ててしまったので、果たして本当に欠陥品だったのか確かめるすべはありません。ただ、レーザーポインターの装置への接続が少し甘くなっていたのが後で見つかったのですが、本覚寺でだけあんなにひどくなったので、あとは OK だったのです。さあ、真相は??
by michikosimon | 2008-01-24 21:04 | イギリスにて | Comments(0)

寒い系 vocabulary

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 ちょっとした vocabulary を豊かにするトレーニングを紹介します。以前「液体関係/系の動詞」と書いたことがありますが、覚えていらっしゃいますか? 読んだ方、何のことか想像できましたか?

 「液体系の動詞」の例として seep, soak, slop を挙げました。何となくお分かりですか? 他にどんなものが考えられるでしょうか? 難しいものばかりではありませんよ。

rain, water(動詞としての), drink, wash, swim, shower, sink, dive, drip, splash, stir, trickle, flush, etc., etc.

 今日は寒いですね。では「寒い系の語彙」はどうでしょうか? こんどは動詞のみではありません。

winter, cold, freeze, freezing, frozen, ice, icy, icicle, iceberg, snow, frost, sleet, blizzard, shiver, numb, glacier, ski, skate, snowshoe, etc.

 他にもいろいろな「〜系」を考えだしてみましょう。ここでは1語 word のみを取り上げましたが、もちろん長い言葉でも結構です。

 このように1人でも友人とでも語彙遊びをするのは案外楽しいし、あなたの英語を、感覚や実際の生活体験に結びついた豊かなイメージを備えたものにしてくれます。頭のなかの言葉の分類の引き出しがより豊富に細かくなっていくんですね。 
by michikosimon | 2008-01-23 16:48 | イギリスにて | Comments(0)

Do you speak English/Sprechen Sie Deutsch/日本語を話しますか ?

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 昨日に続いて、コミュニケーションの基本をもう少し。知らない人と話を始める場合です。

 相手がどの言葉を話せるのか確かめる時には、タイトルのように原則としてその言葉でします。昨日の基本2で、日本語で話しかけても要領をえないで、これは日本語の通じない人だなと判断したような場合、もし日本語以外の言葉が話せたら使ってみる価値はあります。このような時にはもちろん「日本語で話す」のにこだわることはありません。通じないのはもう確かめてあるのですから。

 日本以外の場所にいて日本語の話せる人を見付けようとする時には、「日本語を話せ/しますか?」が使えます。現地の言葉がわからない時には仕方がありません。Good luck ! 日本語の話せる非日本人はあまりいないとはいえ、よく用いられる「日本人ですか?」よりもこのほうが感じがよいと思います。

 日本語で言うと「何々語を話ますか」が自然に聞こえますが、すくなくとも英語とドイツ語では「何々語を話ますか」になるんですね。これは例えば日本語で「車を運転できますか」が英語で言うと ' Do you drive ? ' になるようなものでしょうか。日本語の直訳が不自然になることはよくあります。 
by michikosimon | 2008-01-22 13:36 | イギリスにて | Comments(0)

the language war

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 お久しぶりです。冬休みをいただいて充電できました。また張り切って参ります。

 今日は個々の言葉というより、「よりよい国際交流の基本」について書きたいと思います。基本は2つあります。

1、何か話しかけられたら、その言語で答える。
2、こちらから話しかける時には、その地の言語でする。


 1は、「たとえ世界のどこにいようとも、英語(中国語、フランス語、スワヒリ語, etc.)で話しかけられたら、英語(中国語、フランス語、スワヒリ語, etc.)で答え、日本語で話しかけられたら、日本語で答える」、そして2は「話しかけたい人がどこの国の人であろうとも、先ずその土地で話されている言葉で話しかけるということ、たとえば日本にいる時に、人に話しかける時には、たとえその人が日本人には見えないとしても、英語(中国語、フランス語、スワヒリ語, etc.)ではなく、まず日本語で話しかける」というものです。

 「あたりまえだ」と思う人がほとんどなら問題はありません。しかし、' the language war ' は現実にあって、日本にいる外国人を悩ませています。

 外国の人も日本語を話せます。それでもしばしば彼らの日本語は「聞いてもらえず」、関わり合いになりたくないとでもいうように、人が逃げていきます。或るときは「聞いてくれても、答えが英語で返ってきた」りします。通じたのならどうして日本語で返事をしてくれないのでしょう、と ' the language war ' というタイトルの podcast は嘆いていました。

 英語を教えている立場でこういうことを言うのはおかしいと思う方もいるかもしれません。でも、私達の教えたいのは「英語を話すこと」ではなく、「英語を使ったコミュニケーション」です。上の例は「コミュニケーション」の要件を満たしていない「独りよがり」なものと言えなくもありません。

 ここ日本では、地理的歴史的な要因でか、白人系の外国人を見ると「アメリカ人で、英語を話す」と思う方が多いようですが、実際はそうとも限りません、ということも付け加えておきます。 
by michikosimon | 2008-01-21 22:58 | イギリスにて | Comments(0)