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probably と will, perhaps と maybe

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d0086231_12275332.jpg 先日クラスで生徒の1人から質問がありました。英和辞書で引いた ' probably ' と ' perhaps ' の違いがよくわからないというものでした。私も常々英和辞書では、日本語の語感が混ざってしまうためか、言葉の意味をはっきり説明できていないことが多いと思っていました。

 ' probably ' も ' perhaps ' も物事が起こったりすることが「どれくらいありそうであるか」ということを示す adverb です。

 まず ' probably ' ですが、これは ' will ' と関連付けて覚えておくと良いと思います。両者はよく一緒に使われるのです。

I'll probably be late this evening.

 以前「単純未来の will 」に書いたように、前方に霧がかかっていてはっきりとは見えないという、まあ大体 70 - 80 %ありそうである、という感じが probably にはあります。

d0086231_12281020.jpg これに対して ' perhaps ' はもっと低い蓋然性を示します。' maybe ' と同じ 50 % 位。そうであるかもしれないし、そうでないかもしれない、どっちとも言えないといった感じ。

 ですから ' maybe ' と ' maybe not ' は双方 interchangeable (互いに意味を変えないで置き換えられる)とされています。

 ただ、' perhaps ' と ' maybe ' は style に違いがあって、前者は more formal です。

Beijing is perhaps the most interesting city now.
by michikosimon | 2008-08-27 12:59 | イギリスにて | Comments(0)

quiz ? riddle ?

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d0086231_2153133.jpgquiz;
a competition in which you have to answer questions

riddle;
a question that is deliberately very confusing and usually has a humorous or clever  answer

 どうでしょうか? この2つの言葉の定義を読んでみると、私達が普通に日本語で「クイズ」と言っているものは実は ' riddle ' であることが多いという事がわかります。下にもあるように「クイズ番組」という言い方になると、 ' riddle ' とは違うのですけれどね。

 有名な riddle がありますよね。スフィンクスがオイディプスに対して出したもので、「朝4本脚で歩き、昼には2本、夜には3本脚になるものは何?」というなぞなぞです。(答えは「人間」)

d0086231_21533189.jpg ' quiz ' はテレビなどで show として放送される、解答者が何人かいて正答数を競う「競技」だということです。

 私もつい最近この ' quiz ' という言葉を間違えて使ってしまいました。「クイズ」と日本語にすればよかったと後悔しています。
by michikosimon | 2008-08-25 22:14 | イギリスにて | Comments(0)

sour grapes それこそが本当にほしいもの

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d0086231_2212277.jpg ' sour grapes ' のお話は多分多くの方が御存知と思います。

THE FOX AND THE GRAPES

A HUNGRY Fox found some bunches of grapes upon a vine high up a tree. He tried to get at them, but could not. So he left them hanging there and went off, saying to himself:—
"They are sour grapes."
That is what people sometimes do when they cannot get what they want—they make believe that what they want is good for nothing.

 何かが手に入らないとわかると、欲しくてたまらないのに「そんなものたいしたものじゃないし、もともと好きでもないんだ」というふりをすることです。よくありますよね。

 北京オリンピックについてのコメントの中に似たものを見付けました。6月の終わりか7月の始めくらいの時だったと思います。記事をとっておかなかったので100%自信はありませんが。

 ある若い芸人さんの「独断」的なコラムとのことですが、( あまりに違っていたらゴメンナサイ、私の記憶では )その方曰く;

「どうして北京が開催地になれたのかが全くわかりません。空気は悪くて選手はかわいそうだし、食べ物や水は衛生状態など信用できないし、報道規制とか行動の自由規制とか、....  チベット問題は許せないし、地震の後始末の方が先ではないか、.......... etc, etc 。中国は今からでも開催を辞退したらどうでしょうか。後は御心配なく、日本なら今からでももっとキチンとオリンピックができますよ。...... 」

 サイモンに話したら、まさに sour grapes だと言っていました。original ぴったりではありませんが、最後にポロリと本音が出てしまったというところでしょうか。でも多分当時こう思っていたのはこの方ばかりではないという気がします。
by michikosimon | 2008-08-18 22:49 | イギリスにて | Comments(0)

wax and wane 頂点を極めればあとは落ちてゆく

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d0086231_1654610.jpg ' wax and wane ', ' bully ', ' jealousy ', ' sour grapes ', ' defensive ' 、これらの言葉がしきりに頭の中をよぎる今日此頃です。

 the media に取り上げられている北京オリンピック関係の報道が原因です。

 40年以上前に敗戦国で、非先進国で、というハンディをもって五輪開催国となった日本も、西欧メディアではこんな風に意地悪く言われていたのでしょうか? そうかもしれないし、そうでなかったかもしれません。今と40年前とでは時代が違います。

 ' wax and wane ' というのは「月の満ち欠け」という意味で、' wax ' が「満ちていく」方、' wane ' が「欠けていく」ほうです。特に ' wane ' には月だけでなく、power, influence, または a feeling などが段々弱まっていって less strong, less important になっていく、という意味もあります。「おごれるものは久しからず、ただ春の夜の夢のごとし」が聞こえてきそうです。

 ローマ帝国がついには崩壊したように、英米西欧が我が世を謳歌したのも昔々のことになっていくのでしょうか? 

 中国を筆頭とする、見るからにそう遠くない将来世界をひっくり返しそうな国に対する西欧諸国の恐れがそうさせるのでしょうか? なんでこんなにアラさがしばかりするのかと思いました。特に開会する前までは、何を言うにも「とにかく北京はダメなのだ」という報道の基本姿勢が顕著でした。

 勿論チベット問題や社会主義という異なる政治体制の中の色々な事など、中国に問題が無いとは言えません。でも、たとえばガンタナモを固守しようとしテロ防止愛国法(?)とかで以前より不自由になったアメリカや世界各地の植民地での搾取があたりまえであった(過去の事ですが)西欧にこういうふうに中国を指差す資格があるのかなとも思います。
by michikosimon | 2008-08-17 16:48 | イギリスにて | Comments(0)

have a big mouth 大口をたたくのとはちょっと違う

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d0086231_18465977.jpg 昨日のブログの最後の文に ' thanks to your big mouth ' とありましたが、おわかりになりましたか?

 実を言えば私もちょっと勘違いをしていました。' big mouth ' という表現はよく耳にするのですが、昨日の文のようにはっきりとその意味を限定してくれるような文の中でばかり使われているわけではありません。

big mouth;
(spoken) someone who has a big mouth is not be trusted to keep things secret.

d0086231_18471747.jpg 私も日本語の表現「大口を叩く」に影響されていたのでしょう。

 なんでもかんでもすぐ人に言ってしまう、「口の軽い」という意味です。
by michikosimon | 2008-08-01 20:58 | イギリスにて | Comments(0)