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pantomime

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今年も pantomime に行ってきました。

' pantomime ' というのは、日本の皆さんの多くが思い浮かべるものとは異なり( Marcel Marceau で有名ですよね、それは英語では ' mime 'と言います)、イギリス独特の年末年始にかけての家族向け娯楽演劇です。「無言劇、身振り手振りの劇」とはなんの関係もありません

いやあ、楽しかったです。パントマイムの楽しみには

1、イギリスの pretty theatre で劇を見る
2、観客参加型の劇である
3、特に、将来観劇を楽しめる大人を育てるという意味での、子供の観客を意識した構成
4、ミュージカルではないかもしれないけれど、highly musical
5、歌舞伎や京劇にみられるような性の転換(特定の男役を女優が演じたり、その又逆)
6、時事的なことなど、アドリブなども豊富

などがあります。1はパントマイムに限ったことではありませんが、Bath や Bristol の Theatre Royal は本当に pretty な劇場です。去年 Bristol で観劇した時に、隣のご婦人からBristol の Theatre Royal はイギリス最古の working theatre であると聞きました。

Dame を演じた Chris Harris は Bristol では毎年パントマイムの製作、演出、出演をこなしていましたが、今回に限ってBristol の Theatre Royal で若手スタッフによる子供向けミュージカル Swallows and Amazons (これも去年雪の降る寒い日に見ました。秀逸でしたが多分その日インフルエンザに罹ってしまったのではないかなと思います)をすることになり、Bath に移って来たと聞きました。Bristol に住んでいた頃なんどか彼の pantomime を見ました。

Wikipedea の pantomime の記事、引用はしませんが、全部読む必要はなく、下記の部分だけでもよいと思います。

2 Pantomime traditions and conventions
 (Traditional stories) 
 (Performance conventions)
 (Guest celebrity in pantomime) 
3 Pantomime roles
 (Major roles) 
 (Minor roles)
4 In the United Kingdom & Ireland today
  
これでも多すぎるという方、そのなかでも特に読むべき所、短い要約を下に挙げておきます。

2 Pantomime traditions and conventions
  2行で pantomime の特徴を簡潔に述べています

  (Traditional stories) よく知られた「シンデレラ」「ジャックと豆の木」「アラディン」「美女と野獣」「赤ずきん」など

  (Performance conventions) 主人公の Principal Boy は伝統的に女優によって演じられ、コスチュームは丈の短いぴったりしたもので脚線美を強調し、Panto Dame は主人公の母親役が主でこれも伝統的に男優による。観客も積極的に参加することを求められる、たとえば " He's behind you!'"(or "Look behind you!") と警告したり、"Oh, yes it is!" and "Oh, no it isn't!" などの掛け合いや booing などをあからさまにしたりする。客席に sweets を投げたり、水などをふりまいたりする。音楽にはなじみのメロディーが歌詞を変えて使われることが多い(私が見た限りではいつも観客の歌指導、そして左右の列の観客の歌合戦になる)。子供だけでなく大人もいるところから、両義的な言葉が用いられて、大人だけがその意味を了解するということもある。etc, etc.

  (Guest celebrity in pantomime) Chris harris の名だけ見付けて下さい

3 Pantomime roles
  (Major roles) Principal Boy/Girl, Panto Dame のところだけをご覧下さい

4 In the United Kingdom & Ireland today
  ここは最初の3行だけでも。イギリス、アイルランドの現在の panto の状況。プロのみならずアマチュアのパントマイムも盛んであること


ところで、この panto のタイトルですが、「ラディン」ではなく「アディン」と発音します。ストレスの位置にご注意ください。最初の母音は /ə/ です。
by michikosimon | 2011-01-13 19:47 | 英語

a cold, a bug, and flu

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インフルエンザで少々お休みしてしまいました。
皆様、明けましておめでとうございます。

さて、こちらでは12月にインフルエンザが大流行して an epidemic となりました。日本では如何だったのでしょうか?

' influenza ' は英語では ' flu ' と縮めた形で言われるのが普通です。' influenza ' では英語風の響きでないからかもしれません。
そして、私達の教室でしつこくやりましたよね、' cold ' は数えられるけれど、' flu 'や ' cancer ' は数えられないので、' a ' をつけない、って。

そのとおりです。ですから;
I caught a cold yesterday.
She's also got a cold.
He's got flu.

などと chat をしていたのですが、今回もう少し微妙なことに気が付きました。

' I've got a cold. ' というのは ' I haven't got a fever. ' 「熱はない」ということを暗に示しているということ、だそうです。
まだ flu かどうかはっきりしない体温37〜38℃の頃、「ひどい風邪」をひいているということを言おうとして ' I've got a bad cold, and my temperature's ...... ' と言ったら、サイモンに ' It's not a cold. ' と言われました。
' a cold ' というのは ' a common cold ' or ' a head cold ' というものだそうです。風邪というのは「上気道炎」で、炎症であるかぎり殺菌のため体温は幾分かは上がるはずだと思うと言い返しましたが、common usage of English では理屈はあまり通用しないようです(英語のみならず多分何語でも)。

common cold

head cold
A common cold mainly affecting the mucous membranes of the nasal passages, characterized by congestion, headache, and sneezing.

では flu とは言いきれないけれど、cold ではないという時何と言えばよいのかというと、' a bug ' を使えばよいということです。

bug
An insect or similar organism, such as a centipede or an earwig.

 a. A disease-producing microorganism: a flu bug.
 b. The illness or disease so produced: "stomach flu, a cold, or just some bug going around"

言葉としては知っていました。「なんというバカな言葉を使うのだろう」とも思っていました。誰かが病気だと聞いて「何の病気ですか?」という訊いた答えが「ばい菌」では何も言ってないのと同じですよね(感染症であるということはわかりますが)。しかもそれを言ったのが Bristol University の professor だったのですから。

でも今回 a bug はある特定の意味を持つと知りました。

I should've said then ' I've got a bug and the temperature's 37.8℃ '

後に熱は 39.4℃ まで上がり ' I've got flu. ' と言えるようになりました。' flu ' については、言わずもがなでしょうが、ひとつ英語での説明をどうぞ;

こちらでは若い世代でも華氏で体温を考える方が普通だそうです。39.4℃ はほぼ 103 °F で、平熱 36〜37度が 98 °F ですから、5度も上がったということです(セ氏なら3度)。体温のような少しの差が重大な場合には華氏の方がよい、とはじめて華氏の肩を持ちたい気持ちになりました。

余談ですが、イギリスでは小さい子供がいる家庭でも体温計がないことがあります。はじめてのホームステイの家族がそうでした。What if the kid's got a bug ? という私の質問に、実際の言葉はもはや思い出せませんが、I'll feel his forehead with mine とかいう答えでした。これは日本でもどこでもそうでしょうが、額と額をくっつけて熱があるかどうかみますよね、ああするということです。でも普通は熱があると感じたそのあとで、体温計をもちだすものだと当時は思っていて、「ちょっと危険だな」と思いました。

こういう細事に国というか文化というか社会の違いがでてきますね。

風邪でも flu でもこちらでは医者にいっても薬など何ももらえません。電話すると、来院すると他の人に伝すから、バファリンなどの鎮痛剤でも飲んで家で休んでいろ、と言われます。これは人によっては例外はありますが、正解だと思います。

遅ればせながら flu vaccination をしたのですが、医者にタダでしてもらえる年齢からははずれていたので、大きなスーパーに行って、お金を払ってしてもらいました。
その後注意事項を書いた紙片を渡されます。日本では「当日は入浴は避けるように」と書いてあるか、言われるかするものですが、こちらではそんな子供に言うようなこと(?)は全く無しでした。
by michikosimon | 2011-01-09 20:34 | 英語